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有限会社 ハウスガーデン
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K アメリカ ヨセミテ国立公園

少し前のことですが、大自然を満喫したくて、アメリカのヨセミテ国立公園に行ってきました。
ここは、サンフランシスコから車で4時間ほどのところにある国立公園で、世のロッククライマーが一度は登頂してみたいと言う絶壁一枚岩があったりします。

ヨセミテ公園内には、幾つかのトレッキングコースがありますが、私が訪れたときは春だったため残雪があり、2コース位しか登山が出来るコースがありませんでした。そのうちの一つ、ヨセミテ・フォールのコースを選びました。このヨセミテ・フォールは、雪解け水で作られている滝で、落下距離がおよそ750mあり、地上から滝の上までトレッキングする事が出来ます。春にしか姿を見せない滝だそうで、考えようによっては春に行くなら、このコースが最適と言うことです。
登り始めて1時間辺りから、「おかしいな?こんなに歩いたのに下界がまだ目の前にある・・何故だ?」とか、「いつになったら頂上に着くんだろう?」などと頭の中で自問自答しながら、えんえん続く超険しい九十九折りをひたすら登ります。登り始めて2時間ほど経つと、今度は「ここまで来たら今更戻れない。」とか「実はどこかにエレベーターがあるのでは?」と思いながら前に進み、3時間後には「何故登ってしまったんだろう?」と思いながらも、だんだん今夜の夕飯のメニューを考えてみたり、同じ歌が頭の中でぐるぐるリピートされていたりしました。4時間経過した辺りから、頂上らしきものが見えてくるのですが、このころには既に足が上がらない、一歩が自力では出ないため、手で股を持ち上げながら一歩また一歩と登っていきます。
やっとの思いで頂上に着いた時には、はっきり言って景色云々より、ただただ達成感のみが心を潤しました。体力に自信がない方ではないのですが、心も体も外側からハラハラと崩れた感じがしました。だって、長いんです。このトレッキングコース、5時間延々あり得ない急勾配をひたすら登るんです。で、頂上に着いたときには、はっきりいってヘロヘロのボロボロな状態なんですが、ここで食べたチョコレートはすごい効力で、一口食べただけで一気にエネルギーが蘇ってくるんです。普段、チョコレートは苦手でほとんど食べないのですが、登山・遠足には、チョコレートは欠かせないということを思い知ったのでした。
そして下山、帰りは速い速い。行きに5時間かけて登った山は、帰りは2時間半で下界にたどり着きました。いかに傾斜のきついコースを歩いたか、下山して初めて知ったのでした。

ヨセミテ公園の思い出を語る時、まず苦痛のトレッキングコースの話をしてしまうのですが、ヨセミテの魅力はなんといっても雄大な自然です。あっちにもこっちにも岩肌剥き出しの垂直の山があり、場所場所で野生動物に遭遇します。鹿・熊はもとより、マウンテンライオンや変な爬虫類などもいます。しかし雄々しい自然がありながら、夜も更ける頃には辺りは静まり返り、何というか手の平の中にいるような不思議な安心感を覚えるのです。四方を山に囲まれている地形のせいなのでしょうか?

知っていたら登らなかったであろうトレッキングコースも、今となってはいい思い出で、遠い昔に学生を卒業している私にとっては、とても新鮮な経験でした。マラソン大会を彷彿させるというか。・・・えっ?次回も挑戦するかって?いや・・即答しかねますけどね。


ヨセミテ名物のひとつ、ハーフドームです。
ヘルメットのような風貌で、雪が解けたら頂上に行ける。
別の角度からのハーフドーム。
夕日に照らされて、とってもきれいでした。
トンネルビューポイントからの撮影。
ロッククライマーの聖地、ヨセミテの絶壁。
本当にこんなところ登るのか?と思いきや、本当に登るんです。直角ですけどね・・・
この滝のあそこを目指して登山開始。
って、このとき既に1時間ぐらい登っています。
これは途中、滝が岩に当たっているところ。ここだけは湿気があって、いろいろな生物が住んでいました。虹を愛でる余裕なし。 3時間半位登ったところ。まだ頂上ではありません。頭の中では「白鳥の湖」がリピート中。
滝の入り口に近づく為には、このいやーな道を通ります。何を信じて進むのか?自分よりは鉄柵を作った他人を信じます。 やっと滝の吹き出し口に到着。
高いことに驚くより、ここまで登ってきた自分に大絶賛中。まだ頂上ではありません。
これが、頂上です。ほぼ不毛です。
ハーフドームが眼下に見えるのです・・

滞在はヨセミテ内コテージ。
林間学校を思い出しました。
一棟に2部屋、仕切は本当に極薄のベニヤ板で、何でも筒抜け。

公園内にはもの凄い数のリスがいます。自然保護のため、餌を与えてはいけません。が、私はリスに柿の種のピーナッツだけを盗み食いされましたヨ。訴えてやるっ!!

んぬぉー!!


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